「どんな時だって、全力でお前の力になるから」

アクシデントによる更新停止は何度かありましたが、昨日で無事に一年前のアニバーサリーまでご紹介することが出来ました。あと一年分も頑張って振り返っていきたいと思います!

本日紹介するのは去年の神楽坂ルナイベントの報酬SR【あの夏をもう一度】です。去年の6月最後のイベントあたりからLEだけではなくSR報酬が追加されたことは知っている方も多いと思います。鷹通は第三回目随分早い順番でSR報酬が回ってきました。ので!この総選挙期間が終わってイベントが通常運転になったら、もしかしたら二巡目が回ってくるかも知れません。余談ですがLEイベントも三巡目が来ていないのでもしかすると…の可能性もあります。気が抜けませんね!



今回のお話はイベントストーリーとは大きな関わりは無く、POP'NSTARと合同ライブをする、という点だけが共通項となっております。海辺での野外ライブだそうでLancelotはプロデューサーと共に会場の下見に訪れています。
鷹通は暑いから下見を終えたら早く帰りたい旨を明らかにしており、かなり暑さにやられている様子。お坊ちゃんですからね、暑いの寒いのにはあまり強くないのかもしれません。対して一誠、双海は下見を終えたら水着に着替えて遊びたい様子。さらにはプロデューサーまでも水着を用意していたとか。1人だけ置いて行かれるのは暑いよりも我慢ならない鷹通は、三人を追いかけて浜辺へ向かうことになってしまいます。
着替えに行った三人を待っていると一番最初に戻ってきたのはプロデューサー。しかし水着姿ではなく上に1枚羽織っているようで鷹通は思わず「水着じゃないのか?」と聞いてしまいます。
泳ぐ時に脱げばいい、というプロデューサーの答えに慌てた鷹通は彼女の手を引き、その場を離れようとします。行き先は双海と一誠の居ないところ、つまり水着姿を見せたくないという独占欲による行動です。可愛らしい…ような…ちょっぴりムッツリなような…。

結局プロデューサーは鷹通に連れられ一緒に飲み物を買いに行く事になりました。が、この海辺、驚く程に何も無い。海の家が一軒ある以外は何も無い。夏の野外ライブなら水分補給は必須、なのにお店が一つしかないようではお客さんも困ってしまいます。そこでプロデューサーは夏祭りのように屋台を出してお店を増やすことを思い付き、鷹通もいいアイデアだと賛同。これで問題解決…と思ったその時、プロデューサーの足元の岩場がぐらついてしまい、転倒。派手に転んでしまいます。水着に上着1枚で足を出していたのもあって膝からは出血、歩くと痛むくらいの小さくはない怪我を負ってしまいます。
鷹通は怪我をしたプロデューサーを海の家まで背負うと言います。足元の悪い岩場で、しかもかなり細身の彼が、女性一人を背負うと。プロデューサーはその申し出を断ろうとしますが歩くのも厳しい状況、周りに何も無い此処で立ち尽くしているわけにもいかず、最終的には申し出を受け入れることに。
ふらつきながらも何とか海の家を目指す鷹通は、たぶん、本当はかなりきつかったと思います。ちょっと先の話になりますがハイキングスカウトGRの彼の腕見たことあります?筋肉、皆無ですよ。本当に。プロデューサーが鷹通を心配するのも分かります。気を利かせて後ろからぎゅっとしがみついてしまうくらいには心配だったのでしょう、それも分かります。しかし好きな女の人に上着一枚隔てているとはいえ水着で抱き着かれたらたまったもんじゃありません。鷹通、めちゃくちゃに慌てます。今回は久々のムッツリスケベ全開ですね。「俺だって男なんだぞ」やら「一誠と双海にも、他のやつにもこんな事はさせるな」やら温泉スカウトで聞いた覚えのあるセリフたちが飛び出しますが、肝心なところでは踏みとどまれる紳士の鷹通、手を出してきたりはしません。きちんと海の家まで連れて行ってくれるそうです。……恋愛ゲーム的には手を出してくれるのもアリなのでは?という気もしますが。
「鷹通君にばっかり迷惑かけてごめんね」と謝るプロデューサーに鷹通は「他の誰にも譲りたくないだけだ」と返答。「俺が必ず支えてやる、だから何かあったら一番に俺を思い出せよ」「どんな時だって、全力でお前の力になるから」とも。普段アイチュウ達を支えるのに必死でなかなか人を頼ったり甘えたりができないプロデューサーにとってはなんとも有難い言葉、そして付き合いが長くて彼女の性格をよく知っているから言える言葉ですね。

3話では冒頭からPOP'NSTARとLancelotのライブシーン!サインボールを投げるファンサービスをしながら6人で仲良く会話をしております。この辺りはいつもの通りストーリー開放して是非とも自分の目で確認してください。思えばアイドルらしいファンサービスをしている鷹通って、結構レアなので。
ライブ終了後には打ち上げを兼ねて屋台巡り!プロデューサーが思いついた案は無事に採用されていたようです。一誠双海、それからPOP'NSTARの面々は先に周り始めており、プロデューサーと鷹通は二人きり。高校生の頃に夏祭りに行った時の思い出話なんかに花を咲かせながら並び立つ屋台をめぐります。
高校生の頃は、プロデューサーが一人はぐれてしまったり、見つけたかと思えば妙な人物に捕まっていたり。彼女曰く道を聞かれていただけ、との事ですが、真相はどうだったのか。当時現役アイドルだったプロデューサーはそれはもう可愛らしい少女でしたから、もしかしたら「そう言うのは常套句で、そうやって人のいない所に連れ込むんだ」という鷹通の思うように、彼女を狙った悪漢だったのかもしれません。
危機感を持て、と説教する鷹通の言葉も半分流してプロデューサーは既に買ったたこ焼きに夢中。こういうところを見ていると2人が本当に同い年なのか怪しく思えてきます、が、この態度も同級生相手に気を抜いているという証なんでしょうか?

石段に座り、たこ焼きを食べ始めるプロデューサーに鷹通は「人気のないところにすれば良かった」とぽつり。先ほどの説教を持ち出して「それ、なにかの常套句って言ってなかった?」とつつけば慌てて否定してきます。けれどプロデューサーはからかっただけ、本当に鷹通がなにかするような人だとは思っていません。しかし鷹通からすれば全く疑われていないのも複雑というもの。ぐっと近寄って「本気になれば距離を詰めるくらい簡単なんだぞ」と。流石に慌てるプロデューサーに彼はもっと近付いて……彼女が食べようとしていたたこ焼きを横取りします。キスじゃないんかい!?と思ってしまった人いませんか?私はそのクチなんですけれど。
鷹通は正々堂々と距離を詰めるつもりで、つまりここで突然キスをするなんて真似はしないらしい。ゆっくり確実に距離を詰めて、その上で自分のモノにしてやるからそれまで他の奴に奪われるなよと、そういう事です。最後はじわじわ追い詰められているような気持ちになるお話でしたね。




この後も彼の宣言通り、じわじわと、ゆっくりと、でも確実に1歩ずつ2人の距離は近づいて行きます。……ゴールインはまだまだ遠いようですが!気長に応援してください!