「悪い……。せめて俺が眠るまで傍にいてくれ……」

少し日が空いてしまいました!Twitterの方でお知らせしましたがなんとアカウントデータが突然吹き飛んでしまって数日アイチュウを開けない状態でした……皆様は引き継ぎコードの発行を忘れぬよう……そのおかげで今回こうして復旧に時間を要してしまいましたので…。

さて、私事はさておき今日からブログも復活!です!今回紹介するのはシャッフルユニットスカウトLE【傍にいるという事】です。先に言っておきますが筆者はこのカード、1枚も所持していません。未だに引けていません。復刻のチャンスも今のところありません。運良く知人が鷹通を揃えていたのでそれを読ませてもらった、その覚え書きの記事になります。ので、いつも以上にフワッとした紹介になりますがご容赦ください!



今回のお話はシャッフルユニットとしての練習はどうか、と様子を窺うプロデューサーの発言からスタート。鷹通の所属するユニット【QA】はスパイテーマのグループ、MVではアクションシーンなんかも入ったりと大人の色気、格好良さを前面に押し出しているようです。
いつもと違う面々での練習はいつも賑やか、慣れ親しんでいる一誠や双海とのユニット練習とはまた違った楽しさを見出している模様……ですが、ツンデレアイチュウに引けを取らないレベルの照れ屋さんな彼、ただトレーニングが楽しいだけだなんて照れ隠し。どうやら問題なく活動できているようだと認識したプロデューサーはその場を後にし、鷹通もまたユニット練習に戻っていきます。
レッスンルームでは6人のメンバーでアクション練習が行われています、が、広くはない室内に大の男が6人ともなると、それはもう、狭い。気を抜くと別の場所に居るメンバーにぶつかったりする程度には。この環境での練習は厳しいんじゃなかろうかとメンバー達が感じ始めたその時、鷹通が「うちで練習するか?」とフォローを入れます。お金持ちでお家が広い彼だからこそできるサポート、彼にしか提案できない解決策ですね、ナイス!
ジムも備え付けられていて6人が広々と練習スペースを使え、壁を伝って降りるなんて大掛かりなアクションもできる!となればもう行くしかありません。ついでに三千院家はおやつがとっても美味しいのです。まだまだ食べ盛りな10代(星夜)にはこれはとても大事なこと。かと思いきや楽しみにしてたのは彼だけではありません、なんとノアや葵にまでおやつのリクエストをされてしまいます。文句を言いながらも、いつもとは違う賑やかさに鷹通の胸は確かに躍っていました。


この後は早速三千院家で練習!…かと思いきやそういう訳でもなく、レッスンルームでの練習シーンが続き、QAで唯一アクション(合気道)の稽古を受けたことがある葵が、その経験を生かして他のみんなに指導をしてくれます。が、稽古を受けたとはいえ素人には違い有りません。言葉で教えるより実践した方が早い、と判断します。
そこで最初に飛び込んだのが鷹通。葵と向き合い、組み合った瞬間見事に投げ飛ばされてしまいます。合気道とは相手の力を利用する格闘技、それ故に真っ直ぐ立ち向かうだけではダメなのです。「それを素直と呼ぶか愚直と呼ぶかはそれぞれだけど、今は後者かな」なんて言われてしまう始末。悔しかったのかもう一回!と食い下がる鷹通、今度も先程と同じく真っ直ぐ立ち向かって……なんと、葵のことを力技で投げ返します。全くもってスマートとは言い難いやり方、負けず嫌いの彼らしい。葵は「真っ直ぐなのも立派な戦い方」と考えを改め、鷹通もまた「何度でも立ち向かっていく気持ちが大事」だと気付かされるのでした。
レッスンが一段落し、一人投げられてぶつけた背の痛みに唸っているとそこに通りかかるプロデューサー。久しぶりの登場ですね、今回はどうにも登場人物が多いから……。
「痛い」と呟く鷹通がレッスン中に背中を打ち付けたことを知り、プロデューサーは慌てて鷹通のTシャツを捲り上げます。当然めちゃめちゃ慌てる鷹通ですが、全く動じないプロデューサー。「安易に男に触れるな」とか、「簡単に触らせるなとは言ったが触るのもダメだ」と温泉スカウトの頃を彷彿とさせる言葉を掛けますが、全く気にもせずにプロデューサーは湿布を取りに走っていってしまいます。いつになったら鷹通はきちんと男性として見てもらえるんでしょうか…。

3話はシャッフルユニットのお披露目ライブ、そのリハーサル前後のお話。ArSでも世話焼き役をしている子規は、3期生でありながら同時にユニット内では鷹通に続く年長ということもあってかメンバーのお世話をして回ります。待機場所の確認や衣服の乱れのチェックに回る子規を見て、鷹通はおもわず「お前も自分のことに集中していい」と言葉を掛けます。彼はこのユニットの中では二番目にお兄さん、とは言ってもここには1期生である葵と、2期生である鷹通がいる。年上として年下の面倒を見るのではなく、後輩として先輩を頼っていいんだ、と。
鷹通と子規は、ユニットや期が違うこともあって普段はあまり絡みません。が、彼らは(一応)公式が定めている「仲良しアイチュウ」のペア同士に当たります。なにせこの二人、去年の秋から突如始まったユニット越えスカウトの初代コンビ。そうですパリピスカウトです。これについてもまた後日紹介しますので待っていてください。今はとりあえず、この二人がそう言った特殊な括りを持っていることを覚えておいてください。

少なからず緊張していたらしい子規は、鷹通のその言葉にホッとしたようです。そして言葉を掛けた側である鷹通はと言うと…改めて緊張を肌で感じています。いつもならば、気心知れた友達である一誠と双海が隣にいて、いつの間にか緊張は薄れているのに、今日はそのどちらも隣には立ちません。二人はWarlockという別のユニットに所属していて、QAに選ばれたLancelotメンバーは鷹通一人なのだから。
緊張を解くことが出来ないまま、鷹通は控え室に戻ることになります。そこにはプロデューサーが居て、リハーサルの様子を褒めます。が、MVの時とは違い表情が硬かったことを指摘します。さすがプロデューサー、数十人の担当アイドル全員が出演する舞台であろうと全員のことをきちんと見ているようです。
見抜かれてしまった鷹通は、素直に気持ちを吐き出します。一誠と双海が居ないこと、先輩として3期生を引っ張れていたか不安であったこと。プロデューサーはその不安を拭うように大丈夫、と返してくれます。こんな風に弱い姿も見せられるようになったの、鷹通の中では大きな変化かと思います。以前の彼は何だって一人で背負い込もうとしていたから。

QAにLancelotは一人だけ、だけどプロデューサーはいつだって変わらず隣に居てくれた。それを思い出した鷹通はようやく緊張が抜け、本番まで眠ってリラックスすることにします。鷹通にしては珍しい判断、プロデューサーは気遣って部屋を出ようと……しますが、鷹通がそれを引き留めます。彼女の腕を掴んだ鷹通の手は震えていて、「悪い……。せめて俺が眠るまで傍にいてくれ……」といつになく弱気な姿勢。昔よりずっと素直になった彼の気持ちを汲んで、プロデューサーは足を止めます。そして彼が眠るまで、その場を離れずに居るのでした。



シャッフルユニットの恋愛ストーリーは、特殊な形式での活動ということもあり恋愛要素よりもユニット内のお話が主でした。ですがプロデューサーと鷹通の信頼度や距離感なんかは明らかに初期の頃から変化していたのを感じられたかと思います。意地っ張りなところをつい構いたくなるような、応援したくなるような…という気持ちになりますが、年々素直になっていく彼を見ていると、素直にその背中を支えたくなりませんか?そう思って下さった方、是非ともこれから彼のことを全力で支えてあげてください。今は!なんと!総選挙期間ですし!更には今夜のLINEライブでは中間速報の発表もあるようなので!!これまでの中間速報、最高でも5位までしか登ることが出来なかった彼に、初めての中間速報コメント権をプレゼントしてあげましょう!