「お前は、俺に守られていればいいだろ」

ついにLancelotのスカウトが始まりましたがみなさん如何お過ごしでしょうか!?!?!?どのストーリーも物凄く「最高」を感じて泣けちゃうお話だったのでぜひぜひぜひぜひ引いて読んでください!!という勢いのまま今日も元気にストーリー紹介!

今日のカードからはついに2017年実装のカードに入っていきます!あっという間に2016年も終わってしまいましたね。2015年に比べると……積極的になったような?あんまり変わらないような?これと言った大きな進歩はなかったかもしれません。けれど彼も着実に足を進めているのです。
さて、その2017年初のカードはなんなのか?と言いますと、1月実装の雪の日スカウトSR【遭難アクシデント!?】です。黒いダウンジャケット姿で雪玉をぶつけられている絵柄ですね。チェンジすると水色基調の民族衣装…?的な?衣装に変わります。




このお話では鷹通達は(恐らく)地方の雪山でイベントを行うようです。打ち合わせの前にカフェでコーヒーを飲む鷹通の元にプロデューサーが現れ、温かいデザートを勧められるのも構わず彼を外へと連れ出します。甘党の彼女に気遣いを見せた鷹通の紳士的な対応、個人的に好きなんですがこの時のプロデューサーはどうやら甘いデザートよりも魅力的な何かを雪降る屋外に見出してる様子。報われない鷹通に同情します、さすがに…。
外に出ると鷹通の体に突然雪玉が飛来!見事命中!飛んできた方を見るとそこには双海の姿が。双海とプロデューサー、そして鷹通という組み合わせを見るとプールスカウトを思い出しますね、嫌な予感です。
予感は的中、2人はどうやら雪合戦をしたかった模様。鷹通は付き合っていられないと帰ろうとしますがそうは問屋が卸さない。双海からの追撃を喰らってしまいます。本気で怒るぞ、と言ってみても学生に戻ったかのようないたずらっ子ぶりを発揮する二人には効きません。「俺たちは鷹通と遊びたいだけなのにね」「寂しいね」などと言われて引くに引けなくなってしまいます。渋々雪合戦に付き合ってやる、と申し出ればすかさず雪玉爆弾。完全に舐められております。楽しそうですね。

2話では雪合戦開始後、双海の攻撃から逃れた鷹通がプロデューサーと再会するところからスタート。どうやらプロデューサーは双海とはぐれてしまったようで、鷹通も一面の銀世界をやみくもに逃げ回ったせいで現在地が分からない、とのこと。とりあえず電話で双海を呼ぶか……とポケットを探るも、ない。最初に居たカフェに置いてきてしまったようです。
プロデューサーはと言うと、なんと雪合戦の最中に携帯を落としてしまったようで持っていない。つまり連絡手段がない。そして今自分達がどこにいるかはわからない。それはつまり……遭難。はしゃぎすぎてアイドルを遭難させるなんてプロデューサー失格だ、と、プロデューサーは泣き出してしまいます。それを見て慌てた鷹通は必死に彼女を慰め、俺が守ってやる!とまで宣言。男らしい。こういう時に動揺せず、どっしり構えて女性を守ろうとする男性ってものすごくかっこいいですよね。
必死に声を掛けて慰めているとどこかから別の声が。なんと双海がそこには居ました。なんとか無事3人合流できたところで、これからどうするか。……となったところで、聞こえてきたのは笑い声。先程まで泣いていたプロデューサー、なんと今は笑っております。もう爆笑です。
どういうことだったのかと言うと、すべては双海とプロデューサーが仕組んだドッキリだったということ。この雪山はかなり見晴らしが良く、遭難などするはずもありません。そもそもきちんと目を凝らして見てみれば最初に鷹通がいたカフェも見えるような場所なのです。鷹通は2人に嵌められていた、という訳でした。

3話はイベント前の楽屋でのお話。本番前だと言うのに鷹通のご機嫌はナナメ。そりゃあそうです、騙された側からしたら命の危険に晒されていたと本気で思っていたのだから……という訳ではなく、プロデューサーの身に何かあったら大変だから、という理由で怒っているよう。本気で彼は彼女のことを心配していたのです。自分のことそっちのけになっちゃうくらいに。
弁解するプロデューサーに鷹通は「はいはい俺が悪かったよ」なんて完全に拗ねモード。この人意外と怒らせるとめんどくさいんだな…ということがわかりますね。めんどくさい…しかしこれはプロデューサー達が悪いので何とも…ですね。
自分の身は自分で守れる、と言えば「お前は俺に守られてればいいだろ」なんて言い出して、本当に遭難していたらどうしていたんだ?と。プロデューサーの答えは「鷹通君となら大丈夫だって思うからきっと焦らないよ」。それを聞いて多少機嫌が良くなったのかなんだか反応が変わってきます。なかなかにチョロい…。
機嫌が治り始めた彼に、プロデューサーはもう怒ってない?と聞きます、が、彼からの答えは「そもそも今は別に怒っていない」というもの。騙された当初は怒りを感じたものの、今は怒ってはいないそう。ドッキリ大成功、と笑う彼、もうすっかり演技達者です。長年の付き合いのプロデューサーを騙せてしまうくらいには。「次に騙す時は仕返しまで想定するんだな」と余裕を見せる台詞でお話は終わり。この後はいつものようにライブシーンなので割愛です。



命の危険に晒された時、当然ながら人は本性を表すってよく言いますよね。騙された側だった鷹通にとってはあの瞬間は本当に遭難していたはずなのに、彼は自分の身よりもプロデューサーや双海の身を案じていました。それが彼の本性をなんだとしたら、仲間想いでとっても素敵だと思いませんか?