「どんな時だって、全力でお前の力になるから」

アクシデントによる更新停止は何度かありましたが、昨日で無事に一年前のアニバーサリーまでご紹介することが出来ました。あと一年分も頑張って振り返っていきたいと思います!

本日紹介するのは去年の神楽坂ルナイベントの報酬SR【あの夏をもう一度】です。去年の6月最後のイベントあたりからLEだけではなくSR報酬が追加されたことは知っている方も多いと思います。鷹通は第三回目随分早い順番でSR報酬が回ってきました。ので!この総選挙期間が終わってイベントが通常運転になったら、もしかしたら二巡目が回ってくるかも知れません。余談ですがLEイベントも三巡目が来ていないのでもしかすると…の可能性もあります。気が抜けませんね!



今回のお話はイベントストーリーとは大きな関わりは無く、POP'NSTARと合同ライブをする、という点だけが共通項となっております。海辺での野外ライブだそうでLancelotはプロデューサーと共に会場の下見に訪れています。
鷹通は暑いから下見を終えたら早く帰りたい旨を明らかにしており、かなり暑さにやられている様子。お坊ちゃんですからね、暑いの寒いのにはあまり強くないのかもしれません。対して一誠、双海は下見を終えたら水着に着替えて遊びたい様子。さらにはプロデューサーまでも水着を用意していたとか。1人だけ置いて行かれるのは暑いよりも我慢ならない鷹通は、三人を追いかけて浜辺へ向かうことになってしまいます。
着替えに行った三人を待っていると一番最初に戻ってきたのはプロデューサー。しかし水着姿ではなく上に1枚羽織っているようで鷹通は思わず「水着じゃないのか?」と聞いてしまいます。
泳ぐ時に脱げばいい、というプロデューサーの答えに慌てた鷹通は彼女の手を引き、その場を離れようとします。行き先は双海と一誠の居ないところ、つまり水着姿を見せたくないという独占欲による行動です。可愛らしい…ような…ちょっぴりムッツリなような…。

結局プロデューサーは鷹通に連れられ一緒に飲み物を買いに行く事になりました。が、この海辺、驚く程に何も無い。海の家が一軒ある以外は何も無い。夏の野外ライブなら水分補給は必須、なのにお店が一つしかないようではお客さんも困ってしまいます。そこでプロデューサーは夏祭りのように屋台を出してお店を増やすことを思い付き、鷹通もいいアイデアだと賛同。これで問題解決…と思ったその時、プロデューサーの足元の岩場がぐらついてしまい、転倒。派手に転んでしまいます。水着に上着1枚で足を出していたのもあって膝からは出血、歩くと痛むくらいの小さくはない怪我を負ってしまいます。
鷹通は怪我をしたプロデューサーを海の家まで背負うと言います。足元の悪い岩場で、しかもかなり細身の彼が、女性一人を背負うと。プロデューサーはその申し出を断ろうとしますが歩くのも厳しい状況、周りに何も無い此処で立ち尽くしているわけにもいかず、最終的には申し出を受け入れることに。
ふらつきながらも何とか海の家を目指す鷹通は、たぶん、本当はかなりきつかったと思います。ちょっと先の話になりますがハイキングスカウトGRの彼の腕見たことあります?筋肉、皆無ですよ。本当に。プロデューサーが鷹通を心配するのも分かります。気を利かせて後ろからぎゅっとしがみついてしまうくらいには心配だったのでしょう、それも分かります。しかし好きな女の人に上着一枚隔てているとはいえ水着で抱き着かれたらたまったもんじゃありません。鷹通、めちゃくちゃに慌てます。今回は久々のムッツリスケベ全開ですね。「俺だって男なんだぞ」やら「一誠と双海にも、他のやつにもこんな事はさせるな」やら温泉スカウトで聞いた覚えのあるセリフたちが飛び出しますが、肝心なところでは踏みとどまれる紳士の鷹通、手を出してきたりはしません。きちんと海の家まで連れて行ってくれるそうです。……恋愛ゲーム的には手を出してくれるのもアリなのでは?という気もしますが。
「鷹通君にばっかり迷惑かけてごめんね」と謝るプロデューサーに鷹通は「他の誰にも譲りたくないだけだ」と返答。「俺が必ず支えてやる、だから何かあったら一番に俺を思い出せよ」「どんな時だって、全力でお前の力になるから」とも。普段アイチュウ達を支えるのに必死でなかなか人を頼ったり甘えたりができないプロデューサーにとってはなんとも有難い言葉、そして付き合いが長くて彼女の性格をよく知っているから言える言葉ですね。

3話では冒頭からPOP'NSTARとLancelotのライブシーン!サインボールを投げるファンサービスをしながら6人で仲良く会話をしております。この辺りはいつもの通りストーリー開放して是非とも自分の目で確認してください。思えばアイドルらしいファンサービスをしている鷹通って、結構レアなので。
ライブ終了後には打ち上げを兼ねて屋台巡り!プロデューサーが思いついた案は無事に採用されていたようです。一誠双海、それからPOP'NSTARの面々は先に周り始めており、プロデューサーと鷹通は二人きり。高校生の頃に夏祭りに行った時の思い出話なんかに花を咲かせながら並び立つ屋台をめぐります。
高校生の頃は、プロデューサーが一人はぐれてしまったり、見つけたかと思えば妙な人物に捕まっていたり。彼女曰く道を聞かれていただけ、との事ですが、真相はどうだったのか。当時現役アイドルだったプロデューサーはそれはもう可愛らしい少女でしたから、もしかしたら「そう言うのは常套句で、そうやって人のいない所に連れ込むんだ」という鷹通の思うように、彼女を狙った悪漢だったのかもしれません。
危機感を持て、と説教する鷹通の言葉も半分流してプロデューサーは既に買ったたこ焼きに夢中。こういうところを見ていると2人が本当に同い年なのか怪しく思えてきます、が、この態度も同級生相手に気を抜いているという証なんでしょうか?

石段に座り、たこ焼きを食べ始めるプロデューサーに鷹通は「人気のないところにすれば良かった」とぽつり。先ほどの説教を持ち出して「それ、なにかの常套句って言ってなかった?」とつつけば慌てて否定してきます。けれどプロデューサーはからかっただけ、本当に鷹通がなにかするような人だとは思っていません。しかし鷹通からすれば全く疑われていないのも複雑というもの。ぐっと近寄って「本気になれば距離を詰めるくらい簡単なんだぞ」と。流石に慌てるプロデューサーに彼はもっと近付いて……彼女が食べようとしていたたこ焼きを横取りします。キスじゃないんかい!?と思ってしまった人いませんか?私はそのクチなんですけれど。
鷹通は正々堂々と距離を詰めるつもりで、つまりここで突然キスをするなんて真似はしないらしい。ゆっくり確実に距離を詰めて、その上で自分のモノにしてやるからそれまで他の奴に奪われるなよと、そういう事です。最後はじわじわ追い詰められているような気持ちになるお話でしたね。




この後も彼の宣言通り、じわじわと、ゆっくりと、でも確実に1歩ずつ2人の距離は近づいて行きます。……ゴールインはまだまだ遠いようですが!気長に応援してください!

「お前がいなきゃきっと今の俺達にはなれなかった」

昨日のLINEライブ、それからアワード特設サイトはもうご覧になりましたか?中間速報にて、三千院鷹通は第2位でした!今の彼はこの3年間で最上位、そして暫定ではソロデビュー圏内です!……が!目指すならば、やはりトップしかないと思いませんか?ここまで来たら1位まで押し上げたいとは思いませんか?私は昨夜改めて彼の1位を実現させたいと思いました。ので、だからと言ってなにか特別なことを始めるわけではありませんが今日もこうしてブログを更新して行きたいと思います。
投票をして、声を上げて応援して、もうそれ以外に出来ることといったら応援演説くらいしかないのです。だから私は私に出来ることを変わらず精一杯やり遂げていきます。

さて、長くなりましたが本題!今日ご紹介するのは昨年のアニバーサリースカウトのLE【覚悟の印】です!去年のアニバーサリーのチェンジ前カードは夏制服、チェンジ後はマタドールモチーフ(だった筈)の衣装で統一されていました。今現在このカードは復刻も推しメンスカウト登録もされていないので入手する手段はありませんが……おそらく、年内にまた復刻、もしくは今年の誕生日スカウトに収録されるかと思われます。



今回のお話は、アニバーサリーということもあり1周年に引き続き感謝祭の準備をしているところからスタートします。全ユニット合同のイベントとはいえ、ユニット別の見せ場なんかもあったりする様子。Lancelotもまた練習に励んでおり、プロデューサーはあっちへこっちへ大忙し。伸びてきた前髪を切るべく相談しようと話し掛けた鷹通を遮って仕事についての意見を求めてしまう程度には。ちなみに鷹通や他のアイチュウが所属するこの事務所、エルドールではどうやら【髪型を変える際は報告、相談をする】という決まりがあるようです。これが独特な髪型の鷹通にのみ課せられた決まりなのか、はたまた全員共通のものなのかは、分かりませんが。
さて、忙しそうなプロデューサーが鷹通に見せたのは2枚の写真、それもどちらも高校時代のもの。文化祭の時の写真と高校の屋上でご飯を食べている時のものです。何故そんな写真を持ち出してきたのか、というと雑誌のインタビューの準備だそうで、そのインタビューのテーマが「Lancelotの原点」なんだそうです。
説明を受けた鷹通は写真を一枚選びますが(どちらを選んだのかは明確にされていません)「これじゃ足りない」と言い出します。何が足りないのかというとそれはプロデューサーのこと、「Lancelotの原点がテーマならお前抜きじゃ語れない」「お前がいなきゃきっと今の俺達にはなれなかった」と。確かに、小説の高校生Lancelotのお話を読むと一誠と双海、そして鷹通の出会いの前にはプロデューサーと一誠の会話がありました。あの時一誠がプロデューサーから林檎を受け取っていなかったら、一誠と双海は友達になっていませんでした。そしてこの二人が友達にならなければ、鷹通もまた彼らと友達になることはありませんでした。それにプロデューサーはいつもはみ出しものの彼らのことを気に掛けていてくれたから、彼女がいなければ今の彼らは何処にも居なかったのかも知れません。
お前の存在はLancelotにとっても俺にとっても絶対だ、とまで言ってくれる鷹通、微妙に見覚えありませんか?そうです芸術スカウトのアレです。
鷹通は、いつもLancelotの中にプロデューサーを迎えてくれます。と前に言いましたね。今回もそうなんです。彼にとってのLancelotの原点、その中に、というよりむしろ中心に彼女はいつも存在しているのです。

2話ではそれから少し日が経ち何やら自慢げな様子の鷹通に「一層かっこよくなっただろ?」なんて軽口を叩かれますが…なんのことやら。と思ったらどうやら髪の毛を切ったようです。ちなみにこのLEの絵柄の鷹通、描き手は外注業者さんですがちゃんといつもより襟足が短くなっております。他はほぼいつも通りですが……襟足は、短いです。必見!
気持ちの切り替えの意を込めて髪を切ったという鷹通に、プロデューサーは「失恋した時とか」なんて言い出します、が、鷹通はきっぱりと否定。失恋せず、お前を手に入れてみせる、なんて宣言までしてきちゃいます。それはもう自信満々に。今回は髪を切った姿を見せたかったわけではなく、その覚悟を伝えたかったんだとか。
感謝祭のLancelotの単独ステージ、そこで成長した自分を見て欲しい、というお願いに、プロデューサーは当然ながら頷きます。特殊効果や演出には頼らず、自分たちの実力で勝負をする、客席側が純粋に音楽を楽しめるようにする、というLancelotの単独ステージのテーマは「原点回帰」。提案したのが誰だったのかはわかりませんが、Lancelotらしいなあなんて。
アイドルとして、ではなく男として、プロデューサーを自分のモノにしたい鷹通。そんな彼は一誠にも双海にも負けたくない、プロデューサーの一番になりたいという願望を相変わらず持っています。新規SRの時にもそのような話をしていましたね。
プロデューサーに選ばれる為ならば、彼女の一番になれるならば、どんな努力だってしてみせる。それが彼が胸に秘めている恋への覚悟でした。そういえば愛する女の人に向ける覚悟のお話、前にもやりましたね。ええ、サイバースカウトです。こうして情報を並べていくと今回のお話は今までの総まとめ、振り返りの意味を含んでいたように思います。なので該当する過去カードのストーリーを知っていると、ただこれ1枚を読み解くよりも楽しめるかもしれませんね。

さて、盛りだくさんですがまだまだ終わりません!ここからが3話!3話は感謝祭の本番前の楽屋で進行していきます。準備万端の鷹通を褒めつつ、プロデューサーはふと「私も髪を切ろうかな」とぼやきます。曰く鷹通の覚悟を聞いてから色々考えたんだとか。
いつも鷹通のことをからかって、答えを出さずにはぐらかしてきたあのプロデューサーが、やっと彼の真剣な気持ちと向き合い始めようとしている。その覚悟を示すべく彼女もまた髪を切ろうとしている。そんな状況。しかし鷹通はそれを止めます。そこまではしなくていい、と。何故ならば、彼は彼女の髪が好きだから。「お前の髪、綺麗で好きだから今のままでいい」と照れつつも教えてくれました。この前の恋への覚悟を語った時とは打って変わっていつもの照れ屋さんですが、先日のあれは練習したんだそうです。あんな格好いい事をバシッと言えたのは、ひっそりと練習したから。何だか可愛らしいような、鷹通らしいような…。
あのかっこつけた宣言の裏側を知ったプロデューサーは…笑います。めちゃくちゃに笑います。笑われた鷹通はせっかく気合いを入れたのに…と不満げ。しかしここで流されてしまってはまたいつものように男として意識してもらえない。ぐっとこらえて彼はあるものをプロデューサーに渡します。あるものとはトランプモチーフのストラップ。絵柄はクローバーのJ。なぜその数字なのか?それは以前紹介したカード【運命のキスショット】でのことが関連しています。あのお話で鷹通は、プロデューサーを気に入って話し掛けた男性にプロデューサーを賭けてカードゲームを仕掛けました。そして勝ちました。あの時の勝利はクローバーのJが繋いでくれたから、と彼は明かします。実際のカードストーリーではそのエピソードはありませんでしたが、新規SR、サイバーSRと来て今度は運命のキスショット。直近のお話たちがうまく絡んでいますね。

ですが選ばれた理由はそれだけではありません。なんとこのクローバーのJ、絵柄のモデルになった人物の名前が「ランスロット」という騎士なんだそうです。
ランスロットという騎士は不義の恋をして仲間を裏切った、それを生涯後悔し続けた』というお話を聞いたプロデューサーは、ランスロットという騎士に鷹通を重ねます。道理を重んじる部分が鷹通と似ていると。けれど鷹通は誰かを、一誠や双海を裏切ったりはしない。そういうところは違うと言い切るプロデューサー。しかし鷹通はと言うと、「きっと俺はこの恋を手に入れるためならどんな勝負にも出るだろう」と答えます。誰かを裏切ったとしても、自分の持っているすべてを投げ打つことになったとしても、プロデューサーの為なら悔やまない、と、ハロウィンスカウトの頃を思わせるような告白。それだけの覚悟をしている、このクローバーのJはその覚悟の証なんだと語ります。トップアイドルになって、恋した相手の一番になる。そういう覚悟の印なんだそうです。

この後は!Lancelot3人揃ってのライブシーンです!ライブのお仕事よりも演技のお仕事が多い鷹通は、3人でライブをしている描写がここまでのカードの中には殆どありません。というかこれが初めて?かな?どんなライブをしているのか、ファンにどんな言葉を向けたのか、知りたい方は復刻のチャンスを!気長にお待ちください…!ということで今回のお話はここまで!




2周年は「トップアイドルを目指す」ということに重きを置いているため、全体的に恋愛要素は多くなくさらりとしたお話でした。が、彼がプロデューサーの為にしてきた覚悟の重さや彼女に対する愛情の大きさは言葉でよく伝わったかと思います。三千院鷹通という人の恋愛は、いつだって言葉や態度が一番重要なのです。だから歩みは亀より遅い時もありますが、見守ってあげてください。初期恒常カードから先日の3周年までの間、彼は確実に歩みを進めてきたので。

「悪い……。せめて俺が眠るまで傍にいてくれ……」

少し日が空いてしまいました!Twitterの方でお知らせしましたがなんとアカウントデータが突然吹き飛んでしまって数日アイチュウを開けない状態でした……皆様は引き継ぎコードの発行を忘れぬよう……そのおかげで今回こうして復旧に時間を要してしまいましたので…。

さて、私事はさておき今日からブログも復活!です!今回紹介するのはシャッフルユニットスカウトLE【傍にいるという事】です。先に言っておきますが筆者はこのカード、1枚も所持していません。未だに引けていません。復刻のチャンスも今のところありません。運良く知人が鷹通を揃えていたのでそれを読ませてもらった、その覚え書きの記事になります。ので、いつも以上にフワッとした紹介になりますがご容赦ください!



今回のお話はシャッフルユニットとしての練習はどうか、と様子を窺うプロデューサーの発言からスタート。鷹通の所属するユニット【QA】はスパイテーマのグループ、MVではアクションシーンなんかも入ったりと大人の色気、格好良さを前面に押し出しているようです。
いつもと違う面々での練習はいつも賑やか、慣れ親しんでいる一誠や双海とのユニット練習とはまた違った楽しさを見出している模様……ですが、ツンデレアイチュウに引けを取らないレベルの照れ屋さんな彼、ただトレーニングが楽しいだけだなんて照れ隠し。どうやら問題なく活動できているようだと認識したプロデューサーはその場を後にし、鷹通もまたユニット練習に戻っていきます。
レッスンルームでは6人のメンバーでアクション練習が行われています、が、広くはない室内に大の男が6人ともなると、それはもう、狭い。気を抜くと別の場所に居るメンバーにぶつかったりする程度には。この環境での練習は厳しいんじゃなかろうかとメンバー達が感じ始めたその時、鷹通が「うちで練習するか?」とフォローを入れます。お金持ちでお家が広い彼だからこそできるサポート、彼にしか提案できない解決策ですね、ナイス!
ジムも備え付けられていて6人が広々と練習スペースを使え、壁を伝って降りるなんて大掛かりなアクションもできる!となればもう行くしかありません。ついでに三千院家はおやつがとっても美味しいのです。まだまだ食べ盛りな10代(星夜)にはこれはとても大事なこと。かと思いきや楽しみにしてたのは彼だけではありません、なんとノアや葵にまでおやつのリクエストをされてしまいます。文句を言いながらも、いつもとは違う賑やかさに鷹通の胸は確かに躍っていました。


この後は早速三千院家で練習!…かと思いきやそういう訳でもなく、レッスンルームでの練習シーンが続き、QAで唯一アクション(合気道)の稽古を受けたことがある葵が、その経験を生かして他のみんなに指導をしてくれます。が、稽古を受けたとはいえ素人には違い有りません。言葉で教えるより実践した方が早い、と判断します。
そこで最初に飛び込んだのが鷹通。葵と向き合い、組み合った瞬間見事に投げ飛ばされてしまいます。合気道とは相手の力を利用する格闘技、それ故に真っ直ぐ立ち向かうだけではダメなのです。「それを素直と呼ぶか愚直と呼ぶかはそれぞれだけど、今は後者かな」なんて言われてしまう始末。悔しかったのかもう一回!と食い下がる鷹通、今度も先程と同じく真っ直ぐ立ち向かって……なんと、葵のことを力技で投げ返します。全くもってスマートとは言い難いやり方、負けず嫌いの彼らしい。葵は「真っ直ぐなのも立派な戦い方」と考えを改め、鷹通もまた「何度でも立ち向かっていく気持ちが大事」だと気付かされるのでした。
レッスンが一段落し、一人投げられてぶつけた背の痛みに唸っているとそこに通りかかるプロデューサー。久しぶりの登場ですね、今回はどうにも登場人物が多いから……。
「痛い」と呟く鷹通がレッスン中に背中を打ち付けたことを知り、プロデューサーは慌てて鷹通のTシャツを捲り上げます。当然めちゃめちゃ慌てる鷹通ですが、全く動じないプロデューサー。「安易に男に触れるな」とか、「簡単に触らせるなとは言ったが触るのもダメだ」と温泉スカウトの頃を彷彿とさせる言葉を掛けますが、全く気にもせずにプロデューサーは湿布を取りに走っていってしまいます。いつになったら鷹通はきちんと男性として見てもらえるんでしょうか…。

3話はシャッフルユニットのお披露目ライブ、そのリハーサル前後のお話。ArSでも世話焼き役をしている子規は、3期生でありながら同時にユニット内では鷹通に続く年長ということもあってかメンバーのお世話をして回ります。待機場所の確認や衣服の乱れのチェックに回る子規を見て、鷹通はおもわず「お前も自分のことに集中していい」と言葉を掛けます。彼はこのユニットの中では二番目にお兄さん、とは言ってもここには1期生である葵と、2期生である鷹通がいる。年上として年下の面倒を見るのではなく、後輩として先輩を頼っていいんだ、と。
鷹通と子規は、ユニットや期が違うこともあって普段はあまり絡みません。が、彼らは(一応)公式が定めている「仲良しアイチュウ」のペア同士に当たります。なにせこの二人、去年の秋から突如始まったユニット越えスカウトの初代コンビ。そうですパリピスカウトです。これについてもまた後日紹介しますので待っていてください。今はとりあえず、この二人がそう言った特殊な括りを持っていることを覚えておいてください。

少なからず緊張していたらしい子規は、鷹通のその言葉にホッとしたようです。そして言葉を掛けた側である鷹通はと言うと…改めて緊張を肌で感じています。いつもならば、気心知れた友達である一誠と双海が隣にいて、いつの間にか緊張は薄れているのに、今日はそのどちらも隣には立ちません。二人はWarlockという別のユニットに所属していて、QAに選ばれたLancelotメンバーは鷹通一人なのだから。
緊張を解くことが出来ないまま、鷹通は控え室に戻ることになります。そこにはプロデューサーが居て、リハーサルの様子を褒めます。が、MVの時とは違い表情が硬かったことを指摘します。さすがプロデューサー、数十人の担当アイドル全員が出演する舞台であろうと全員のことをきちんと見ているようです。
見抜かれてしまった鷹通は、素直に気持ちを吐き出します。一誠と双海が居ないこと、先輩として3期生を引っ張れていたか不安であったこと。プロデューサーはその不安を拭うように大丈夫、と返してくれます。こんな風に弱い姿も見せられるようになったの、鷹通の中では大きな変化かと思います。以前の彼は何だって一人で背負い込もうとしていたから。

QAにLancelotは一人だけ、だけどプロデューサーはいつだって変わらず隣に居てくれた。それを思い出した鷹通はようやく緊張が抜け、本番まで眠ってリラックスすることにします。鷹通にしては珍しい判断、プロデューサーは気遣って部屋を出ようと……しますが、鷹通がそれを引き留めます。彼女の腕を掴んだ鷹通の手は震えていて、「悪い……。せめて俺が眠るまで傍にいてくれ……」といつになく弱気な姿勢。昔よりずっと素直になった彼の気持ちを汲んで、プロデューサーは足を止めます。そして彼が眠るまで、その場を離れずに居るのでした。



シャッフルユニットの恋愛ストーリーは、特殊な形式での活動ということもあり恋愛要素よりもユニット内のお話が主でした。ですがプロデューサーと鷹通の信頼度や距離感なんかは明らかに初期の頃から変化していたのを感じられたかと思います。意地っ張りなところをつい構いたくなるような、応援したくなるような…という気持ちになりますが、年々素直になっていく彼を見ていると、素直にその背中を支えたくなりませんか?そう思って下さった方、是非ともこれから彼のことを全力で支えてあげてください。今は!なんと!総選挙期間ですし!更には今夜のLINEライブでは中間速報の発表もあるようなので!!これまでの中間速報、最高でも5位までしか登ることが出来なかった彼に、初めての中間速報コメント権をプレゼントしてあげましょう!

「どんな勝負だって俺は、お前の為なら受けて立つ。勝ちしか見えないんだ」

Lancelotのスカウトは終了しておりますが!おそらく今度の生放送で中間発表がある?のかな?なのでまだまだこの活動も続けていきたいと思います。今日もどうかお付き合い下さい。

本日ご紹介するのは鷹通の二巡目のイベントLE【運命のキスショット】です。ビリヤードをしている鷹通のカードで、チェンジするとディーラー姿でトランプをシャッフルしている姿に変わります。
このカード、イベントストーリーを下敷きにしている部分もあるので今回はその下りは端折って紹介したいと思います。イベントストーリーはカード紹介が終わったら!お話します!



今回のお話はプロデューサーが鷹通を探し回り、新曲の作詞を頼むところからスタートします。以前も話した通り、Lancelotは各々が交代で曲の詞を書いているのです。
今回のテーマはズバリ『危うげな大人の遊び』。これがテーマの曲とはどれだったのか……おそらく100万ドルのスリルなんでしょうけれども時間軸が合わない……のですがそれについてはスルーします!すみません!もしかしたらちょっと昔の話だったのかな!?
大人の「遊び」ということもあり、鷹通とプロデューサーはインスピレーションを得るためにビリヤードをしに行くことになります。ここら辺にイベントストーリーのお話があるのでぜひ併せて読んで下さい。

鷹通がプレイする姿を見ていたプロデューサーでしたが、やがて鷹通に誘われてビリヤードを教えてもらうことに。ここで熱心に教えようとするあまり鷹通は珍しく自分からプロデューサーの体に触れてしまいます。ものすごく慌てる鷹通…とは対照的に気にした様子のないプロデューサー、無事にコツを掴んでレベルアップ!相変わらず異性扱いされていないようで少々かわいそうですね…。
基本も掴めたということで二人でゲームをしてみることに。しかし単に勝負するだけじゃあつまらない、せっかくなら勝った方が負けた方の言うことを聞くルールにしよう!と提案するのは…なんとプロデューサー。経験者である鷹通を相手にそんな条件を突き付けたのは、彼に作詞をしてほしいからでした。
提案を受け入れられ、真剣勝負のスタート。勝ったのは勿論経験者の鷹通でしたが、途中では初心者だからとアドバイスをくれたりする紳士的な部分も見せました。その時にまた体が密着していたのですが…やっぱりプロデューサーは気にしている様子、無かったです。さすがの鷹通も少々落ち込んでいた様子。いつになったらまともに意識してくれるのか…。

勝負に勝った鷹通は、プロデューサーにどんなお願いをするのか。なんでもする、という約束だから、それこそどんなに自分に都合のいい願いでも叶えてくれたはずでしたが彼が望んだのは「作詞の手伝い」でした。結局のところ、勝負がどうなろうと彼は作詞を引き受けるつもりだったようです。仕事に対して真剣に取り組むのは相変わらずなのでした。

3話では、これもイベントストーリーのネタを挟みますがそちらの方で鷹通の姉、三千院雲雀さんから引き受けたカジノのディーラーの仕事を再び手伝うことになります。文句は垂れるものの大人の遊びというテーマの新曲を作るのに参考になるようで手は抜きません。
弟がお世話になっているからと鷹通と共にパーティーに招待されたプロデューサーは、鷹通の傍で仕事を見守っているつもりでしたが……1人の男性とぶつかってしまいます。その男性、ぶつかったプロデューサーに怒りをぶつけるような人物ではありませんでしたが、なんと、プロデューサーを口説いて外へ連れ出そうとしてしまいます。
ピンチのプロデューサー!を助けるのはもちろん鷹通、自分の連れだと言い張って、「彼女を連れ出すつもりなら私と勝負しませんか?」と。パーティー会場なので余所行きの言葉遣いなのが狡い。ドキッとしちゃいますよね。

プロデューサーを賭けた勝負は見事鷹通の勝ち。騒ぎを聞きつけた雲雀さんが場を治めてくれてどうにか男性を振り払う振り払うことに成功します。
後はプロデューサーの傍に、と言ってくれる雲雀さんの言葉に甘え、鷹通はプロデューサーの元へ。勝算はあったのか、と聞けば、そんなものはなかった、と。けれど負ける気はしなかったのだそうです。
「どんな勝負だって俺は、お前の為なら受けて立つ。勝ちしか見えないんだ」なんて言われたら、勝算のないガチンコのバトルだろうとなんだか安心できちゃう気がしますよね。だってあんまりに自信満々に言ってみせるから。

これからも勝負に勝ち続けていくためにはプロデューサーが必要だと、だからずっと傍に居ろと鷹通は言います。遠回しですがほぼ告白にも近いその言葉にもプロデューサーは「トップアイドルにするって約束したから」なんて答えてしまう。相変わらずのすれ違い、ですが鷹通ももうそのままにはしておきません。そういうことじゃない、とはっきり否定をして見せます。
「不確定な未来でも、お前が居ればそれでいい。だから俺を選んでくれよ」と言う懇願でお話は終わり。ここでもプロデューサーの返事は聞けずじまいです。この頃の彼は、まだ1歩踏み切る勇気を持たなくて、プロデューサーの方もまだまだ彼を友達としてしか見ていないような頃。ここからもう少し先くらいになると鷹通の方に余裕が出始めるのですが……それはもう少し後のこと。今後もお楽しみに!

「……だから、俺はいなくなったりなんてしない」

こんばんは!今日でLancelotの三周年スカウトが終了ですね。チャレンジした方々が無事に引けていることを祈りつつ、今日も一日一通です!

今日のお話は2017年の3月に配信されたLancelotとRE:BERSERKのサイバースカウト、そのSRの【愛する覚悟】です。私服姿で何やら近未来感のある銃を持って画面を見ている鷹通のカードです。チェンジするとこれまた近未来感のある白衣装で宙に浮いた……モニター?らしきものに触れている姿に変わります。このUR、めちゃくちゃかっこいいんですけど見る度に別人に見えてビックリしてしまうんですよね。顔つきが…いつもと違って……でもかっこいい!オススメです!絵柄も、ストーリーも。



今回のお話はグループスカウトということもあり、Lancelot全員が初っ端から登場しております。3人とプロデューサーでSFテイストのテーマパークに遊びに……基、役作りの為の視察に来ております。今回のお仕事は何かと言いますと、LancelotとRE:BERSERKの2グループでのSF映画出演。演技のお仕事もだんだんと規模が大きくなってきましたね。
どこへ行こうかどこから回ろうかと話し合う一誠、双海に対し鷹通はその輪に入りません。実はここ、彼が以前からデートスポットとして目を付けていた場所だったのです。
ここで珍しく行動力を見せる鷹通、なんと双海と一誠の目を盗み、プロデューサーを連れ出してしまいます!2人1組で遊ぶゲームがあるから、集中して遊びたいから、なんて言い訳をして。不器用だけど、鈍感なプロデューサーにはそれで充分。2人に内緒でこっそりと移動するのでした。……もちろんすぐにバレて追いかけられますが。

目的地に到着!そして早速ゲーム開始!ガンシューティングのようですがゲームに不慣れな2人では当然ながらクリアは困難、ゲームオーバーしてしまいます。自分よりもゲームが得意な一誠とやるべきでは、と提案するプロデューサーに、鷹通は「お前とこのゲームをやりたかった」と伝えます。ストレート!これはプロデューサーもドキッとしたのでは!?……と思いきや、「そんなにこのゲーム好きだったの?」と的外れな返答。なぜ!?そこで!?そうなる!?しかし流石にこの鈍感さにも慣れてきたのか鷹通は諦めません。更に「お前と二人きりで過ごしたかった」と直球な言葉を投げかけます。ようやく甘い雰囲気に……はならず、しばらく黙り込んだ後プロデューサー、なんと笑ってしまいます。「あまりにも可愛いこと言うから可笑しくて」なんてこの状況で言えるの、ある意味すごい。心臓が強い。
ムキになった鷹通に「可愛いのはお前だろ」と言われやっと赤くなるプロデューサー。そこなんだ!?と思いますが「言わないだけでいつだって可愛いと思ってるよ」なんてコンボ叩き込まれたらそりゃあもうK.Oですよ。瀕死です。相変わらず焦ったり動揺したりするとスルッと口から本音が漏れてしまう鷹通に、さすがのプロデューサーも照れを隠せません。
二人して赤くなっていると後ろから双海、一誠が!追い付かれてしまって2人の時間が終わってしまう!そんな時、プロデューサーの方から今から今からもう1プレイしてしまおうか?とご提案。それに乗った鷹通は、彼女と最後の1ゲームを始めました。

3話では既に撮影本番、立ち絵も衣装を身につけた姿に変わっております。グリーンスクリーンの前で撮影するそうなんですが鷹通のこの頭、透過されてしまわないんでしょうか?多分透けちゃいますよね?ちょっと笑ってしまったのは多分私だけではない。はず。

今回の映画はある日突然目覚めなくなってしまったお姫様を守り戦うLancelot、眠った姫を奪おうと襲いかかるRE:BERSERKのお話。そして鷹通が演じるのはLancelot側の参謀ポジション。非戦闘員なので派手なアクションはないそうですが内に秘めた想いや覚悟を表現する難しい役どころです。
守るべきものがあるのにそれを守る力は自分には無くて、最善の道に進むために考え抜く役。最善へと進む為ならば自己犠牲すら厭わない、そういう役どころなのだそう。こう言うと最終的に死んでしまいそうな役柄ですが(とプロデューサーが言っていました)この映画では誰も死ぬことはないそうです。ハッピーエンド?なのかな?気になるのでこのお話、ぜひ機会があったらボイスドラマとかにしてほしい。コミカライズでも!ノベライズでも!いいから!サイバーのみに限らず演技系のお話ってそういう需要あると思いますよリベルエンタテインメントさん!!

自己犠牲すら厭わない役、そしてその役を演じる鷹通自身も、もしも同じ立場に立ったなら同じことを考えるだろうと言い出します。けれど彼は「突然目の前から仲間が居なくなって何を思うのか知っている」んだそう。これが誰を指しているのか、プロデューサーなのか別の誰かなのかは未だにわかりません。が、それ故「だから俺はいなくなったりなんてしない」と思っているそう。なぜならば、好きな人の傍にずっと居たいから。いつまでもプロデューサーの隣に居たいから。

しっとりした最後でしたがこの後は!お楽しみ(?)の演技シーンです!今回の演技も以前より更に磨きがかかっているのと、なんとこの時も演技中のセリフがボイス付きになっていたのでぜひ!カードを揃えてお楽しみください!今ならホテルイベントを走ればサイバーSRとも交換できるゴージャスチケットが入手出来ちゃいますので!

「練習、見てくれないか?」

今日はシンプル仕上げなタイトルにしてみました!なぜこのセリフを選んだのか……は後ほど説明するとして、本日紹介するのは新規恒常R【解決はソース味】です!フランスパンを抱えた私服姿のカードで、チェンジすると恒常衣装で帽子を胸に宛てている姿に変わります。なんとこのカードは既にフレンドポイントスカウトで入手できるようになっており、言わばいつでも読めるカード!すごい!まだ呼んでないよ〜って人はぜひともフレンドポイント、もしくは三周年スカウトを回しまくって手に入れてください!



今回のお話では!久しぶり?に練習している鷹通をプロデューサーが見つけるところからスタートします。いつも通り慌てる鷹通、もうすっかりお馴染みの姿ですね。そろそろ隠れず練習してくれてもいいのに。
今回はミュージカルの稽古に行き詰まっている様子。なんでも役作りが上手くいかなくて躓いているんだとか。ずっと台本とにらめっこしているくらいなので相当切羽詰まっているよう。この時鷹通に与えられた役は……頼りになる兄貴分気質な、不良。彼の内面を知っていると意外に感じますが、まあ見た目を見てみると……納得かも?しれませんね。
いっそ不良として実際に生活してみるかとまで悩み始めてしまう彼にプロデューサーも慌てます。そして差し入れを持ってきたから気分転換をしようと誘います。彼女が持ってきた差し入れとは、一誠と双海と3人で用意したもの、彼の好物であるフランスパン。それも有名ホテルで取り扱っているもの、と、一誠が用意した辛さ控えめの明太子バター、それから双海が選んだりんごジャム。それにアボガドディップと卵ソース。色々な味のソースを付けて楽しめるようにと用意されたものでした。

仲間達が用意してくれた差し入れを食べ、元気を取り戻す鷹通。ところで以前にもプロデューサーは差し入れを持ってきたの、覚えてますか?そうです影の努力者です。あの時彼は差し入れに手を付けませんでした。恐らくストーリー内に描写されていないところで食べて飲んでいたのでしょうけれど、あの時の彼は練習の手を止めて差し入れを受け取ることよりもプロデューサーにアドバイスをもらうことを選びました。そんな彼が今回はきちんと手を休め、こうして差し入れを食べている。あの頃から、関係性や距離感が変わってきた証なのではないでしょうか。

いろんな味のソースがあれば楽しみ方が増えるのと同じように、アイデアだって人が増えれば増えるほどたくさん出るものだ、と諭され、鷹通はようやく今回行き詰まっている壁を明かします。差し出されたイヤホンを耳に嵌めると、何やら激しい曲調の音楽。ミュージカルが鷹通で歌う曲なんだそうです。Lancelotとして歌うのとは違うテイスト故に悩んでいるのだ、と。
二人で曲を聴いていると鷹通がふと「この曲は一誠が好きそうだ」と零します。一誠が歌えばぴったりなのに、とも。その時プロデューサーも鷹通も、二人同時にあることに気が付きました。そう、鷹通の演じるこの役、一誠にどこか似ている!

解決の糸口も見え、あとは練習するのみ。となるとプロデューサーにできるのはその場を去ることのみです。だって彼は練習しているところを見られるのが嫌いな人だから。そう思い、気遣って離れようとすると引き留められてしまいます。「練習、見てくれないか?」と。影の努力者の頃は、三千院家の名にかけての頃は、用がないなら帰れなんて言ってプロデューサーを追い払おうとしていた彼が、です。怪盗vsポリスの時に初めて彼女を頼って以来、どうやら心境にも変化が表れていたようです。喜んで引き受けたプロデューサーは「一緒に頑張ろうね」と嬉しそうでした。

3話ではミュージカル本番!……ではなく別件のライブ前のシーン。今回は演技シーンはなく、本番前のこのシーンでお話が終わってしまうのです。正直ちょっと不良役、見たかったですよね。それも一誠のような不良を演じる鷹通となれば気にならないわけがない。いつか公開してほしいものです。
躓いていた役作りはと言うと、あれからはすっかり好調だったようで一誠を意識しつつ自分らしさも残して仕上げることが出来たと自信満々。これは心配する必要もなさそうです。が、できればミュージカルの本番前にも今のように楽屋に来て欲しい、と頼まれます。プロデューサーの声を聞くと落ち着いて挑めるから、と。恥ずかしがらずにそう言える彼に、もう昔のような意地っ張りな様子はどこにも無いのでした。



今回のお話はここまで!恋愛要素というよりも、プロデューサーとアイドルとしての関係の進展が見えるお話でしたね。鷹通は恋愛感の強いお話とこういったお仕事の風味が強いお話が混ざっていますが、どちらもとっても楽しめます。見るたびアイドルとして成長していく姿も、勇気を振り絞って前に進もうとする姿もとても素敵です。よかったら読んでみてください。

「お前は、俺に守られていればいいだろ」

ついにLancelotのスカウトが始まりましたがみなさん如何お過ごしでしょうか!?!?!?どのストーリーも物凄く「最高」を感じて泣けちゃうお話だったのでぜひぜひぜひぜひ引いて読んでください!!という勢いのまま今日も元気にストーリー紹介!

今日のカードからはついに2017年実装のカードに入っていきます!あっという間に2016年も終わってしまいましたね。2015年に比べると……積極的になったような?あんまり変わらないような?これと言った大きな進歩はなかったかもしれません。けれど彼も着実に足を進めているのです。
さて、その2017年初のカードはなんなのか?と言いますと、1月実装の雪の日スカウトSR【遭難アクシデント!?】です。黒いダウンジャケット姿で雪玉をぶつけられている絵柄ですね。チェンジすると水色基調の民族衣装…?的な?衣装に変わります。




このお話では鷹通達は(恐らく)地方の雪山でイベントを行うようです。打ち合わせの前にカフェでコーヒーを飲む鷹通の元にプロデューサーが現れ、温かいデザートを勧められるのも構わず彼を外へと連れ出します。甘党の彼女に気遣いを見せた鷹通の紳士的な対応、個人的に好きなんですがこの時のプロデューサーはどうやら甘いデザートよりも魅力的な何かを雪降る屋外に見出してる様子。報われない鷹通に同情します、さすがに…。
外に出ると鷹通の体に突然雪玉が飛来!見事命中!飛んできた方を見るとそこには双海の姿が。双海とプロデューサー、そして鷹通という組み合わせを見るとプールスカウトを思い出しますね、嫌な予感です。
予感は的中、2人はどうやら雪合戦をしたかった模様。鷹通は付き合っていられないと帰ろうとしますがそうは問屋が卸さない。双海からの追撃を喰らってしまいます。本気で怒るぞ、と言ってみても学生に戻ったかのようないたずらっ子ぶりを発揮する二人には効きません。「俺たちは鷹通と遊びたいだけなのにね」「寂しいね」などと言われて引くに引けなくなってしまいます。渋々雪合戦に付き合ってやる、と申し出ればすかさず雪玉爆弾。完全に舐められております。楽しそうですね。

2話では雪合戦開始後、双海の攻撃から逃れた鷹通がプロデューサーと再会するところからスタート。どうやらプロデューサーは双海とはぐれてしまったようで、鷹通も一面の銀世界をやみくもに逃げ回ったせいで現在地が分からない、とのこと。とりあえず電話で双海を呼ぶか……とポケットを探るも、ない。最初に居たカフェに置いてきてしまったようです。
プロデューサーはと言うと、なんと雪合戦の最中に携帯を落としてしまったようで持っていない。つまり連絡手段がない。そして今自分達がどこにいるかはわからない。それはつまり……遭難。はしゃぎすぎてアイドルを遭難させるなんてプロデューサー失格だ、と、プロデューサーは泣き出してしまいます。それを見て慌てた鷹通は必死に彼女を慰め、俺が守ってやる!とまで宣言。男らしい。こういう時に動揺せず、どっしり構えて女性を守ろうとする男性ってものすごくかっこいいですよね。
必死に声を掛けて慰めているとどこかから別の声が。なんと双海がそこには居ました。なんとか無事3人合流できたところで、これからどうするか。……となったところで、聞こえてきたのは笑い声。先程まで泣いていたプロデューサー、なんと今は笑っております。もう爆笑です。
どういうことだったのかと言うと、すべては双海とプロデューサーが仕組んだドッキリだったということ。この雪山はかなり見晴らしが良く、遭難などするはずもありません。そもそもきちんと目を凝らして見てみれば最初に鷹通がいたカフェも見えるような場所なのです。鷹通は2人に嵌められていた、という訳でした。

3話はイベント前の楽屋でのお話。本番前だと言うのに鷹通のご機嫌はナナメ。そりゃあそうです、騙された側からしたら命の危険に晒されていたと本気で思っていたのだから……という訳ではなく、プロデューサーの身に何かあったら大変だから、という理由で怒っているよう。本気で彼は彼女のことを心配していたのです。自分のことそっちのけになっちゃうくらいに。
弁解するプロデューサーに鷹通は「はいはい俺が悪かったよ」なんて完全に拗ねモード。この人意外と怒らせるとめんどくさいんだな…ということがわかりますね。めんどくさい…しかしこれはプロデューサー達が悪いので何とも…ですね。
自分の身は自分で守れる、と言えば「お前は俺に守られてればいいだろ」なんて言い出して、本当に遭難していたらどうしていたんだ?と。プロデューサーの答えは「鷹通君となら大丈夫だって思うからきっと焦らないよ」。それを聞いて多少機嫌が良くなったのかなんだか反応が変わってきます。なかなかにチョロい…。
機嫌が治り始めた彼に、プロデューサーはもう怒ってない?と聞きます、が、彼からの答えは「そもそも今は別に怒っていない」というもの。騙された当初は怒りを感じたものの、今は怒ってはいないそう。ドッキリ大成功、と笑う彼、もうすっかり演技達者です。長年の付き合いのプロデューサーを騙せてしまうくらいには。「次に騙す時は仕返しまで想定するんだな」と余裕を見せる台詞でお話は終わり。この後はいつものようにライブシーンなので割愛です。



命の危険に晒された時、当然ながら人は本性を表すってよく言いますよね。騙された側だった鷹通にとってはあの瞬間は本当に遭難していたはずなのに、彼は自分の身よりもプロデューサーや双海の身を案じていました。それが彼の本性をなんだとしたら、仲間想いでとっても素敵だと思いませんか?